スピーカーの構造

スピーカーの構造

スピーカー内部構造ダイナミック型スピーカーはステレオなどに使われている一般的なスピーカーである。

細い金属線を筒状の紙などの軽量の不導体に規則正しく巻いて作ったボイスコイルを、その内径よりわずかに小さい円筒状の永久磁石にかぶせ、お互いが接触しないように保持する。この状態で、ボイスコイルに電流を流すと、フレミング左手の法則により、ボイスコイルにモーメントが働く。このボイスコイルに、振動板を付けることにより、空気を振動させて、人間の耳に聞こえる音を発生させる。

振動板には、軽量かつ機械的な強度、ヤング率、適度な内部損失のある材質が求められる。具体的にはパルプ、パルプに種々の材料を混漉したもの、ポリプロピレンなどの高分子素材、アルミやチタンなどの金属、ポリエステルや絹、アラミドやカーボンなどの繊維を編んだもの、などが使用されている。

振動板の構造にはドーム型、コーン型、平面型等があり、機械インピーダンス整合による能率拡大のために前面にラッパ型のホーンを設けることもある。<Wikipediaより引用>

オルフィアンの構造的特長

「ORPHEAN」は録音された生の原音を再現することに惜しみない技術を注いだ、日本製最高峰の仮想2.1CHアクティブサーボスピーカー。

映画はもちろんコンサートやアニメーションなど、幅広いジャンルの音を限りなく原音に近い状態で再生し、ホームシアタースピーカーやPC用スピーカー、コンパクトデジタルオーディオ用としても最適です。

コンパクトでも重量感のあるボディ

アルミエンクロージャーエンクロージャ(筐体)の剛性が低いと、ユニットのフレームの振動やエ ンクロージャ内部の空気振動を受けて、エンクロージャが共振を起こし、スピーカーから出る音を濁らせてしまいます。

オルフィアンでは剛性の高いアルミ素材のボディを採用。素材強度のみならず、重くなりがちなスピーカーユニットの軽量化にも貢献しています。

AVSW(アドバンスド・スーパーウーファー)による、仮想3WAYスピーカー

仮想3WAY周波数グラフ

ORPHEANは、AVSW(Advanced Super Woofer:アドバンスド・スーパー・ウーファー)システムを採用した高品位スピーカー。
エンクロージャー(筐体)は、バスレフ方式と同様の構造になっていますが、MFB(モーショナル・フィードバック)効果によりAVSWを創り出し、理想的な仮想3WAYスピーカーを実現しています。

これにより、小型ながら、50Hzからの直線的な周波数レスポンスを実現しました。

ブックシェルフサイズでありながら、フロアサイズと同等の低音域再生

フラットな音域グラフ小型ながら50Hzからの直線的な周波数レスポンスを実現。まるでひとつのスピーカーユニット(フルレンジ)であ」るかのような、フラットな直線を描いています。

帯域の幅が広く、高級なトールボーイスピーカーやフロアスピーカーと変わらない再生帯域幅を実現。

低音域が貧弱になりがちなフルレンジスピーカーに比べ、AVSW効果によりメリハリのある低音の再現を可能としています。

世界初となる静電容量方式MFB(モーションフィードバック)

モーションフィードバックとはMFB(モーショナル・フィードバック)とは、スピーカー振動板の動きを正確に検知して、入力信号と同じ動きとなるように 補正をかける方法です。

この難易度の高い技術を、「静電容量方式」で優れたリニアリティを実現。センサー部が検知部に触れないため、ロスレスな補正を可能にしています。

原音を忠実に再現し、伸びやかな高音とサイズを超えた迫力ある 低音をお楽しみいただけます。

高音/低音専用のマルチデジタルアンプ構成

デジタルアンプ搭載高音部(トゥイーター)・低音部(スコーカー)、それぞれに小型でありながら高性能なハイパワーデジタルアンプを搭載したアクティブスピーカー。

アンプを分けることで、広域から低域まで幅のある帯域の音声信号を効率よく増幅させることが可能になりました。

デリケートな音も余すところなく再生し、高音・低音ともにノイズを抑えて、バランスがよく、解像度の高い音場を再現します。